年越し雪中テント泊顛末

た〜さん

2012年01月01日 14:34

それは…、10日ほど前に計画された。

車なし、歩いてテント泊。
それも、大晦日から元旦にかけて。


場所は、



裏山の中(爆)。

正規のキャンプ場の外れに泊まるつもり…だった…。

しかし…、出発したのが…21時すぎ。

( ̄∇ ̄|||)マニアワナイ

仕方あるまい!

途中までタクシーだ!(爆)

で、



ヘッ電で照らしながら雪道を歩く。

一度気温が上がり、固くなった雪なのでスノーシューは使わずにツボ足。

雪深くないし…。




街明かりが見える。

BISNMO以外は部屋の中でお酒を飲んで新年を迎えるのだろう。

宗谷岬には徒歩、チャリ、ライダーが集結しているはず。

毎年日本中から御来光を見にやってくる。

そして、テント泊している!

しかし、裏山には誰一人いない。

今回ザックには更に寒さ対策として、コールマンのテントマットを追加。

( ̄∇ ̄|||)…ア…

実はアルミ毛布をザックに入れたのを忘れていて、大物のテントマットを持って来た(爆)。

雪の上にテント設営なんで、下からの冷たさを抑えないと大変である。

もちろん、暖房なんかない(笑)。




さすがに…重量級に膨らんだザックは重い。

おぼつかない足取りで登り続ける。

半分を過ぎたところで…。
(//∀//)テヘッ

よし!ここだ!



( ̄∇ ̄|||)アノ

はい!!

キャンプ場でも何でもない場所(爆)。

いわゆる…雪中野宿だ!

まぁ、キャンプ場も今はクローズなんですけどね。

一応、去年冬期キャンプ場使用について市役所に電話したらOKもらえてます。

( ̄∇ ̄|||)アノ…

しかし…、この場所はキャンプ場ではない。

誰もいないし、緊急避難だ(ビバーグ)。



冬用外張りのスカートに雪を載せた。

風が強くはないからガイロープを張らないつもりだったが、万が一を考えてガイロープを張る。



4本の内、スノーシューを使って2本をアンカー代わりにし、残り2本は予備ポールをアンカーにした。

想像以上にしっかり固定されました。




晩ご飯…、「どうせ一人でしょ!これ作ってきたから食べなさい」

と、夜のご飯を頂いてた(爆)、食べてきたので…とりあえず設営完了して温かいコーヒーを飲む。

いや〜、最近アルコールストーブ使ってたけど…お湯沸く時間の早さは…比較にならない(笑)。

この時間で、2011年も後ちょっと。

シュラフに入り目を閉じると、微かに除夜の鐘の音が聞こえた。

眠りに落ちたころ、メールが来た。

一通はZ氏、一通はクレイジーライダー。

クレイジーライダー
「よろしく。登山中か?」
Σ( ̄□ ̄;)エッ!!

登山じゃないけど、BISNMOの行動を見抜いてる!

朝6時前に起床。



ゴアライト、少し室内に霜が。

キラキラ輝いている(爆)。
まぁ、気温は低くないから快適に寝れた。




早速お湯沸かして朝食準備をする。




じゃーん、元旦だから!

カップおしるこ!

美味しい(爆)。

しかし…ミニだから足りない。



はい、いつも通りアルファ米とレトルトカレー。

残ったお湯でコーヒー。

Σ( ̄□ ̄;)アッ!!

誰か来る!!

じっと…テントの中から外をうかがう。

Σ( ̄□ ̄;)アッ!

こっち見てる!

気付かれたか!

急いで撤収(爆)。

しかし…、この時携帯を紛失。

詰め込んだ荷物をすべてまた広げる(泣)

テントの中に入ったまんま…パッキングしていた(爆)。

帰り道は2時間半歩いて帰って来ました。

( ̄∇ ̄|||)シンドイ

疲れ果てる。


ちなみに下山中に、麓の神社の法被を着た方に、

「奥まで行かれたんですか?」と声をかけられた。

まさかテント泊しましたなんて言えないから、

「ええ」

散歩してきたフリ。

だけど…フル装備のデカいザック担いで散歩する人いないだろうな(笑)。

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