HISTORY OF NORTH 3

た〜さん

2012年10月10日 19:58

そして暴走。

冬にキャンプという、明らかに人様から後ろ指指される行為。

しかし、止まる術を知らない私はブレーキの壊れた車で坂道を転がり落ちるようにキャンプへ向かった。







ある意味車で行ける北海道冬キャンプの最高到達点。
標高1000メートル、気温マイナス19.5度。

壊れた私は、日本最北端より7時間近くかけて白銀荘前キャンプ場へ。

2010年3月のことだった。

寒い…、ガスストーブは限界を超えた。
マイクロレギュレーター搭載CBガスストーブは、MAXでも火力は落ちる。
手で温めながら料理した。
めちゃくちゃ熱い吹き上げ温泉露天風呂に1人で入った。

凍えそうな体に力がみなぎる。

しかし…1時間後には再び凍えそうな(爆)。

ペットボトルの水は凍り付き、砕いてお湯を沸かしコーヒーを飲んだ瞬間に…温かい飲み物の偉大さを知った。

冬キャンプの本当の始まりはここからだった。



4月、雪のほとんど無い初山別みさき台公園へ。

1ヶ月に3回初山別のクローズ中のキャンプ場を利用した。

やっと春らしくなってきた道北。

春キャンプスタートの場所は、



兜沼公園キャンプ場。

まだ茶色なキャンプ場。

緑はほとんど無い。

そして、2010年の目標に歩くことを入れた。

そう、目指すは標高2000メートルオーバー。

そのために訓練開始。

フットパスを歩き、ザック(ノンブランドの1000円)に重りを入れ歩く。

今思えば…、靴はキャラバンC1だったが、レインウェア無し、化繊と綿のカジュアルパンツに普通な靴下、そして500円の化繊Tシャツ。



初の山登りは、敏音知岳。
ひたすら登り、誰もいない(途中1人いた)登山道を歩く。

熊に怯えながらもたどり着いた頂上はオホーツク海から利尻岳まで見えた。

ついに山男になった気分であった。

いよいよ次は1000メートルオーバーを目指す。






ニセコアンヌプリ。

ニセコ連峰の主峰。

山らしい山、そして景色に感動。



この日、Z氏とサヒナでキャンプ。

星空に人工衛星が見えたのを記憶している。

翌日、ニセコから札幌、そして…

朱鞠内にてナチュラムブロガーのタンタカ師匠とお会いした。

ゴアライト繋がりから発展して、タンタカ師匠が向かった朱鞠内に私も行った。
初のブロガーさんとの出会いであった。

タープをいただいた。

今も覚えてます。


いよいよ、2000メートルオーバーの山を目指す。


選んだのは十勝連峰の最高峰、十勝岳。



今までの山登りの2倍は時間がかかる。

そして、私の装備はいつしか…有名ブランドのザック、ソフトシェル…が増えていた(爆)。

2000メートルオーバーの山は、やはり違うと思った。

スケールが雄大だ。

次なる目標は、北海道最高峰。

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